新しいジュエリーデザインと技術のテクニックを熱心に学ぶ学生たち


学生は、JDTクラスでデュアルモニターで作業します
学生のAmanda Street(アマンダ·ストリート)(後方)、およびTyler Abe(タイラー・アベ)は、CADレンダリング(左)とモデリング(右)を同時に実行するデュアルスクリーンを使用しています。
2次元での作業しかしたことのない者が3次元でのデザインを学ぶのは簡単ではありませんが、GIAの新しいジュエリーデザイン&テクノロジー(JDT)コースで、学生はコンピュータ支援設計およびコンピュータ支援製造(CAD / CAM)を使用してこれを学んでいます。
 
「3次元で考えるように脳を再教育する方法を見つけようとしているのです」と、1月前にコースを開始し、大学で写真と美術史専攻とし、2次元での作業経験を持つHannah Becker(ハンナ・ベッ​​カー)は述べます。 「四角形を立方体にするというような基本を学びます。様々なツールおよびそれらがどのように移動するかを学ぶので、集中して考えることは本当に興味深いことです。」
 
「多くの問題を解決しなければならないので、時にはゲームをしているようです。 ある形を見たとき、どのようにしたらこの形状を作成できるか、これを物体にするにはどのようなタイプの動きを心の中で描かなくてはいけないか、と考えます。楽しいパズルのようなものです」と、彼女は説明します。
 
ニューヨーク州アナンデールオンハドソンのBard College(バード大学)より美術史の学位を取得したBecker(ベッカー)は、現代美術の輝きについて卒業論文を書き、キラキラ光るものに対する情熱をj本当のキャリアにするための手段を探していました。 彼女は、兄が婚約指輪を購入する際に手伝った時にGIAのことを学び、「キラキラ光るものの中の鑑識眼の概念」を発見しました。
 
彼女は、脳の両側を使用しているのでJDTクラスでの作業を楽しんでいると述べます。 「それは数学のようであり、正しい答えと間違った答えがあります。でも、デザインなので創造性もあるのです」と、彼女は語ります。
 
そして、それが6ヶ月のJDTコースの目的であると、GIAのグローバルジュエリー マニュファクチャリング アート担当ディレクターであるMark Mann(マーク·マン)は述べます。 学生は、芸術のビジョンを具現化するための実践的で実用的なツールのすべてを学びます。
 
「このコースはCADモデリング技術を提供するだけでなく、ジュエリーデザイン、エンジニアリング、そして製造の必須事項も学びます。 このジュエリー製造概要は、機能的な製品を問題なく作成するのに役立ちます」と、彼は述べます。
 
カールスバッドの新たに設計されたジュエリーアート教室は、今日の宝飾業界に対応するために、効率的かつ視覚的でインタラクティブな教育を提供するためのハイテク製造・学習ツールを完備しています、と彼は言います。
 
「ワックス工場や3次元プリンタを使用したデザインのラピッドプロトタイピングのような最新技術を取り入れることによって、業界が今日どのように作業を進めているかを学生は学びます。これにより、将来の雇用者の時間とコストを節約することができます」と、Mann(マン)は説明します。 「卒業生は、最新の技術と最高の学習体験を持って宝飾業界に入ります。」
  Digital Wax 028 ラピッドプロトタイプマシンのデモンストレーション
講師のMichael Magee(マイケル・マギー)(左)は、Digital Wax 028 Rapid Prototype(デジタルワックス028ラピッドプロトタイプ)機器を使用する方法を学生に教えています。 学生(左から右):Tyler Abe(タイラー・アベ)、Amanda Street(アマンダ·ストリート)、Hannah Becker(ハンナ·ベッカー)。
これには、プロジェクトベース、自己主導式、経験と行動指向の学習基準を組み込んだ最新の成人学習技術が含まれます。 このような学習機能を念頭に置いた各レッスンは、CAD設計とモデリング技術、小さなグループでの課題、個人的なデザインアイデアの指導の関連した開発だけでなく、実際の製品生産設備からの映像を含んでいます。 講師は、レッスンを介して学生を指導し、必要なときには1対1で指導します。
 
「より興味深くするためにコンテンツをミックスしますが、すべてが関連しています」と、Mann(マン)は述べます。 レッスンは積み重ねて学習できるように構成されており、必須と実践の宿題があります。 学生は、スキルを発達させるのに後れを取らずについていく必要があり、さもなければ落ちこぼれてしまいます、と彼は言います。
 
シアトル出身の元工学系学生のTyler Abe(タイラー・アベ)は、エンジニアリングの授業で使用される印刷物のチュートリアルよりもビデオのチュートリアルの方が簡単に学べると述べます。
 
「私はエンジニアリングのためのCADのコースをとり、約3ヶ月かかりましたが、ここでは同じ内容をたったの3週間で学べました」と、彼は語ります。 「1ヶ月で学んだこと、またこの先5ヶ月で何を学べるかを考えると、クラスの終わりまでに非常に熟達するような気がします。」

製品仕様書は、現実の世界で実際に使用されるものなのでこのクラスの重要な要素である、とAbe(アベ)は述べます。
 
「仕様書を渡されてその通りに作成するのは、本当に楽しいことです」と、Becker(ベッカー)は語ります。 「オブジェクトを見るときに工程に分けられるように脳をトレーニングするというCAD思考について説明しています。つまり、スタートは何か、どのような仕上がりが、プロセスのどの時点で特定の詳細に焦点を当てされるべきかということです。」
 
カリフォルニア州フォールブルック出身のAmanda Street(アマンダ·ストリート)は、GIAへの入学を決断したとき、アートとデザインへの願望を満たすための機会を与えるキャリアを探していました。 CAD / CAMの授業は「ビデオゲームをするみたい」で楽しいですが、現実の世界で働くことの「本当の準備になる」と、彼女は話します。
 
Becker(ベッカー)も同意します。
 
「就職できたときに、職場で自分が本当に有能で熟練していることを確信できると思います」と、Becker(ベッカー)は語ります。 「誰かから何かを作ってくれないかと頼まれたときに、間違いなくそれを作成できるという自信を与えてくれます。 プラチナ鋳造を作るように頼まれたときに台無しにしないという確信が持ちたいのです。」
 
次回のJDTコースは9月26日にカールスバッドで予定されており、2014年にはニューヨーク·キャンパスでこのプログラムを利用できる予定です。 学生は今すぐ申し込むことができます。

リングのプロトタイプモデルを見る学生
講師のSteve Roehl(スティーブ・リロール)(右)が、学生のScott Sokolowski(スコット・ソコロウスキー)とリングのプロトタイプを再考察しています。