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プラチナの修理、改造、製造のプロセスで、最後の、そして最も重要なステップは、仕上げである。 仕上げには、前仕上げ、ポリッシング、バフ研磨が含まれる。
前仕上げ - サイズ調整など変更をした後、作業をした箇所の表面の不均一な部分を取り除くために、艶出しと前仕上げを行うことが重要である。 この場合、前仕上げではやすりや研磨材を使って、ポリッシングする前に徐々に磨く。
ポリッシング - プラチナ作品を徐々にスムースにして明るくするために、様々なホイールと研磨剤を使用する
バフ研磨 - 優れた明るい白色の高質なプラチナの光沢を徐々に引き出すために、様々なホイールと研磨剤を使用する
前仕上げ - サイズ調整など変更をした後、作業をした箇所の前仕上げを行うことが重要である。 この場合、前仕上げではやすりや研磨材を使って、ポリッシングする前に徐々に磨く。
適切なグレードのやすりまたは研磨剤から始める。 例えば、サイズアッププロセスにおいては、追加する部品の寸法は、リングよりも大きい。 新しい部分のサイズを近づけるために、やすりがけして前仕上げを始める。 リングから金属を除去しないこと。
シャンクの寸法に合わせて追加部分のやすりがけをした後、やすりがけの跡を取るために最も滑らかなグレードの研磨材で磨き始める。 グレードは、220(粗い)から8000(超微細)がある。
丸める作業は、革製かナイロンのハンマーで、マンドレルの上でリングを軽く打つ。 リングを丸めるときは、形状や寸法を歪ませないように注意すること。
丸くないリングの前仕上げを試みると、変形したり、全体的な寸法が変わったりする。 適切なシャンクの深さと幅の寸法を維持することは、長期使用するためにも重要である。
前仕上げでは、サイドの石の下にあるプロングの形など、デザイン的要素や設計の細部を取り除かないようにすること。 前仕上げのために適切なツールを選択することが、成功のために不可欠である。
石をセットしたら、このリングの前仕上げがほとんど終わる。 注意しないと、過度の前仕上げでプロングの寸法が小さくなりセッティングされた石が落ちやすくなることがある。
石をセッティングした後は、慎重に前仕上げとポリッシュすることが大切である。 この方法によって、外観の仕上げもより良いものとなる。
プロングの側面は丸いギャラリーワイヤーと交差する平らな面であることに注意すること。 不注意に前仕上げをすると、パーツが変形したり、イヤリングが不揃いになったりする。
プロングの側面など、これらのイヤリングの前仕上げは、石をつける前に終わらせる。 過度に前仕上げをすると、石が取れてしまう可能性が高くなる。
セッティングの前に前仕上げとポリッシングを行うと、長期的にも通常の着用でたまるチリなどを掃除するのも楽になる
石の下や、全ての接合部、穴、くぼみやデザイン上では見えない空間の内部も前仕上げする
鋳造の表面と、ツール跡、はんだ付けでついた酸化の跡(プラチナコバルト合金のみ)を取り除く
修理や変更作業を行う前に、作品の重要な寸法を記録する。 サイジングの場合、接合部である6時00分の位置の幅と深さの寸法を記録する。 作業が完了した後、この情報が話し合いの際に重要となることがある。
接合部である6時00分の位置の幅を記録する
また、接合部である6時00分の位置の深さを記録する
作業を始める前に丁寧に作品を観察し、元の形の完全性を維持するために、正しいツールとテクニックを選択する。 平らな箇所は平らのままで、曲がった箇所や丸みを帯びた箇所なども、元の形に忠実でなければならない。
すべての形状を維持するように注意すること。 このリングでは、プロングは平坦である。 ベゼルの縁の前仕上げをしている間は、平らに保たなければならない。
宝石の輪郭に合った、前仕上げ用の様々なツールを利用するとよい
きれいにしてから作品を検査し、どんな損傷も記録する。 次に、必要に応じて石を締めながら、作品を磨く。 前仕上げの工程を開始する。 汚れを避けるために、すべてのやすりや前仕上げ用のツールはプラチナ専用を使用する。
これらのForedomのゴム引きホイールにはセラミック研磨材が付いており、グレードは6段階ある。 きめの粗い120グリット(青)からきめの細かな1500グリット(白)まである。
これらのホイールは弾力性があり、エッジを支え、熱をあまり発生しない
プラチナを前仕上げするときは、内側の表面から始める。 摩耗して小さくなったホイールは、リングの内側の使用に適している。
ツールの軸にある研磨のグレードを識別する。 適切な場所に配置することによって、必要なツールが迅速に見つかり、使うことができる。
二次汚染は、プラチナの仕上げ工程中に発生する最大の問題の一つである。 細かいグレードの作業に移る前に、粗いグレードの素材で作業したときの素材の破片を必ず掃除する。
より細かい研磨ホイール(1000グリットより上)を使うと、プラチナの表面が半磨きの状態になり、ポリッシングの手順がより効率的になる
このホイール表面は平らで、リングデザインのフラットワイヤを前仕上げするには理想的である。
丸みを帯びた縁や非常に鋭い箇所には、整形石を使用して研磨ホイールを成形することができる。 ここでは、底部が平らなホイール上で、刃先のような形が形成されている。
3Mフレキシブル・ダイヤモンドのバンドとディスクは、均等に細かなダイヤモンドがついた2枚重ねのポリエステルの下地フィルムでできている。 研磨グレードは多様で、徐々に滑らかにするために、濡らしても乾いたままでも使用できる。
より効率良く仕上げるために、全ての研磨用ツールにラベルを付け整理する
精密仕上げのフィルムにはミクロンのグレードのミネラル粒子が静電的かつ一定に含まれており、前仕上げの工程を効果的にする
これらの素材は、カットが簡単かつ均一で樹脂接着、またプレーンあるいは接着性ポリエステルフィルムが裏についているものがある
ここでは、フィルムを平坦な棒に巻き付けている。 これは様々な前仕上げの用途に使用することができる。
精密仕上げ用フィルムは、細片やその他の形状のものがある。 多様な用途があるツールのために、カスタムフィットさせることもできる。 これは、設計の詳細や、均一性を保つために重要である。
整理と効率化のため、粗いものから細かいものまで研磨材にラベルを付ける。 プラチナのためだけにそれらを利用する。
ここでは、多様な前仕上げ作業に使われる半円形の棒にフィルムが巻かれている
半円形の棒に巻き付けられた微細仕上フィルムは、リングの内側の前仕上げをする際に効率的なツールである
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