購入者のための手引き
天然真珠や養殖真珠の価値を決めるのは、サイズ、形、色、光沢、表面の質、真珠層の品質、そして２つ以上の真珠を使ったジュエリーの場合はそのマッチング（連相）です。
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着目すべきポイント
真珠には8つの基本的形状があります。それらは、ラウンド、セミラウンド、ボタン、ドロップ、ペア、オーバル、バロック、サークルです。 完全な球形真珠と、対称性のあるドロップシェイプが最も価値が高いです。 ただし例外があります。 ペアシェイプやオーバル、バロックの養殖真珠は真珠愛好家に珍重されています。
真珠の地色は、種類により異なります。 典型的な色は白と黒ですが、珍しい色がより一般的になりつつあります。 真珠の光沢に見られるオーバートーンと、オリエントとして知られる虹色のイリデッセンスもまた、真珠の色を高めます。
真珠の7つの評価基準において、光沢が最も重要かもしれません。 光沢は、天然または養殖真珠にその独特の美しさを与えます。 強い光沢のある真珠は、表面に鮮明な明るい反射を生じます。 さまざまな真珠の種類には、光沢に関する各種の基準があります。
表面特徴が多いものやひどいものは、真珠の耐久性に影響を与え、その価値を著しく低下させることがあります。 表面特徴の数が少ない場合、あるいは穴やセットによって隠せるほど微小である場合は、真珠の美しさや価値にはあまり影響がありません。
光沢と真珠層の質は密接に関連しています。 核が真珠層の下に見えている場合、または真珠が光沢のない、チョークのような外観の場合、真珠層が薄いと考えられます。 これは、真珠の光沢だけではなく、耐久性に影響を与えます。 真珠層の厚さは、養殖真珠が美しいということだけでなく、耐久性に優れていることを確かめるために評価されます。
宝飾品デザイナーは、時には意図的にユニークな効果を狙って、色や形、大きさを混ぜますが、ほとんどの真珠ストランド、イヤリング、または他の複数の真珠を使った宝飾品には、真珠はすべての品質要因において一致する必要があります。
真珠の品質を決定する要因：総合ガイド
ヒント＆アドバイス
1. 真珠の色と産地は異なるものを混ぜることもご検討ください。
単色のストランドがまだ一般的ですが、真珠の色や種類を混ぜるのも新鮮な着こなしです。 マルチカラーのストランドには珍しい色が含まれていることがよくあります。これは、その色でストランド全体を作るのに十分な数の真珠を見つけるのが難しすぎるからです。
2. 調節可能なクラスプにすれば多用途に使えます。
伝統的なストランドの長さには、14～16インチのチョーカーから17～18インチのプリンセス、さらに長いマチネ、オペラ、ロープまでさまざまな種類があります。 新しいクラスプを使えば、長さを変えることができます。 例えば、長いストランドをシングル、ダブル、あるいは短いネックレスとして着用することができます。
3. ストランドが壊れる前に、糸替えをしてもらいましょう。
真珠は何世代にもわたって使えますが、ノット（結び目）が付いた糸はそうではないかもしれません。 真珠は定期的に点検し、擦り切れの兆候がある場合は糸替えをしましょう。
質問＆回答
淡水真珠がアコヤ養殖真珠や南洋養殖真珠よりかなり安価な理由は何ですか？
淡水養殖真珠は宝飾業界で最大の掘り出し物の１つです。生産量がとても多いため、美しい光沢のある真珠も、特にラウンド以外の形状では手頃な価格となっています。淡水養殖真珠が豊富である理由の一つとして、他のタイプの真珠のように母貝一個につき真珠が一粒生成されるのではなく、各母貝が数十の真珠を生成することが挙げられます。
なぜ真珠のストランドには、それぞれの真珠の間に結び目があるのですか。
糸が切れた場合、結び目があるとすべての真珠を紛失するのを防ぐことができます。専門家は、真珠が互いにこすり合うのを防ぐために、各真珠の間に結び目を作るのをすすめています。
真珠のストランドを持っていますが、糸がかなり見えてしまっています。直すことはできますか。
年月を経ると、糸が伸びたり弱くなったりします。真珠は簡単に糸替えができます。最寄りの宝石商に尋ねることをおすすめします。
タヒチ真珠のストランドは黒でないと価値が高くないのですか？
タヒチ養殖真珠は黒と考えられていますが、ほとんどがグレーの色合いを示します。中には、銅の色、ピスタチオ グリーン、またはトープ（茶色がかった濃い灰色）のものもあります。これらの珍しい色の真珠は、単独または他の真珠と合わせたストランドで人気があります。これらの真珠が特別なものとされる理由は、イリディセンスを示す紫色、緑色、ターコイズ ブルーまたはピンクのオリエントが見られるためです。
「チョコレートパール」とは何ですか。
チョコレートパールは、タヒチ養殖真珠を漂白して均一な褐色にしたものです。 これには元の素材として比較的高価なタヒチ真珠を必要とするため、多くの企業は現在、茶色に染色された真珠を販売しています。 希少で、豊かな天然の褐色のタヒチ真珠は入手可能ですが、非常にに珍しいです。
マジョルカ「パール」とは何ですか。
マジョルカパールは、もともとスペインのマジョルカ島で製造されていた模造真珠のブランド名です。 これらは塗料で覆われたガラス玉です。
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真珠: 質問と回答真珠のお手入れ
簡単なお手入れとクリーニングの手引きに従って、真珠を美しく保ちましょう。
耐久性
真珠は熱により、またヘアスプレーや香水、化粧品、汗にさらされることにより損傷することがあります。
お手入れとクリーニング
真珠は、香水や化粧品をつけた後で身に着けましょう。 着用後は、柔らかい布できれいに拭いてください。
処理
真珠は、染色、含浸、コーティングされている可能性があります。 通常の着用では、漂白や照射処理は安定性があります。
