原産地への探究心:モンタナ産サファイア

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モンタナ産サファイア
ビッグスカイ、山、川、森、鹿、そしてサファイア。 GIAフィールドチームと共に、スピードボートに乗り、サファイア鉱山を訪問し、ジグからサファイアを取り出す様子や熱処理の科学を目の当たりにして、鉱山労働者やその顧客の情熱を感じてください。 

モンタナ州の金とサファイアの豊かな歴史は1800年代後半に遡ります。 GIAフィールドチームはサファイア採鉱がまだ行われているロッククリークとミズーリ川周辺を訪れ、現在の業界の様子を記録し、研究参考文献のサンプルコレクションとしてサファイア原石のサンプルを集めました。 同チームはモンタナ州にいる間、それぞれ独自のビジネスモデルとエキサイティングな歴史のある採掘作業場所を3か所訪問しました。 それぞれが素晴らしい自然の美と、地域やサファイアの両方に対する情熱という共通する特徴を持っていました。

鉱山労働者とサファイアの原石
採鉱の忙しい一日を終えた後、Mike Cumleyはジグからパステルグリーンのモンタナ産サファイアを取り出した。これを他の人が見たのは初めてだった。 写真:Andy Lucas/GIA、提供:Spokane Bar Mine

鉱主と一緒にミズーリ川をスピードボートで下りながら、歴史的な採掘現場や現在の作業を目の当たりにして北アメリカの宝石の遺産を学ぶ旅に出ましょう。 それから、採鉱現場(Spokane Bar Mine)を訪問し、そこで採鉱の全過程を記録し、一日の終わりにジグからサファイアの原石を取り出したときの嬉しさを感じていただきます。 Spokane Bar Mineは通常は観光客用に採鉱しますが、この日は採鉱現場全体がGIA参考文献コレクションのサンプルを集めるために協力してくださいました。

ジェムマウンテンで、情熱的な観光客たちが、サファイア原石の宝物を探すために、サファイアが混じった砂利を洗い、選別する様子をご覧ください。 Chris Cooney氏が、モンタナ産サファイアを見つけたばかりで興奮している観光客にモンタナ産サファイアの熱処理に関する芸術と科学を実演する時に、めったに見られないサファイアの熱処理の様子をご覧ください。 モンタナ産サファイア生産の新たな最盛期を始めようとし、目利きのあるジュエラーに原石を売り込み、ロッククリークのモンタナ産サファイアのブランド名を再作成する計画のある新しい、豊富な資金のある商業的企業をどうぞご覧下さい。

土地の自然の美しさが、その提供する美しいサファイアと一致しているビッグスカイカントリーの旅にご参加ください。 

Dr. Tao HsuはGems & Gemology(宝石と宝石学)の技術編集者です。 Andrew Lucasは現場宝石学教育のマネージャー、Shane McClureはカラーストーンサービスのグローバルディレクター、Kevin SchumacherはGIAカールズバッドのデジタル資源専門家です。

モンタナ州のサファイヤ鉱山の訪問を誘導してくださった、Fine Gems InternationalのCEOであるRobert Kane氏をはじめ、Potentate MiningのKeith Barron氏、Potentate MiningのWarren Boyd氏、Gem MountainのChris Cooney氏、Spokane Bar Sapphire MineのCass Thompson氏のご協力に感謝いたします。