2017年継続教育認定プログラムのご紹介
5月 8, 2017
アメリカ産天然淡水パール。 インドのダイヤモンドジュエリー製造。 インドにおけるダイヤモンドカッティング
これらは、今年の継続教育認定プログラムを修了する過程で、参加者が宝石やジュエリーについて学ぶ課題の一部です。 グラジュエイトジェモロジスト(GG)又はジェモロジストのディプロマを取得したGIA卒業生のために作られた継続教育プログラムは、興味を引くスライドショーやアニメーション、インタラクティブな自己検査、教育ビデオ、専門家のインタビューを利用しながら、原産地へ訪れたGIAのフィールドジェモロジストによる最新の発見と研究を取り扱います。 また、このプログラムは、卒業生の方が常に宝石とジュエリーに関する最新のニュースや情報を得ていただけるように作られています。
課題やGIA eラーニングコース、これまでの継続教育認定プログラムの課題、マルチメディア・アーカイブなどを含むコース全体に暦年の末までアクセスできます。 継続教育認定プログラムを修了した各卒業生は、その専門知識と、最新の宝石学について精通し続ける献身を表す修了証書を受け取ります。
このプログラムがいかに価値があるかそして重要であるかについて、卒業生や企業の教育担当者の間では非常に高い評判を得ています。 競争の激しい市場ではつながりが鍵であり、このプログラムは、GIA卒業生たちが努力して到達した高い教育水準を維持する機会を与えてくれます。 GIAの新しい学生たちが現在使用している宝石学コース全体のデータにアクセスできることは非常に貴重です、と同窓会広報部長のKate Donovanは語ります。
継続教育認定プログラムの修了証書を授与するには、12月31日までに必ず8つの全課題を修了してください。
こちらが2017年の課題の概要です。
課題 1: アメリカ産天然淡水パール
アメリカであまり知られていない川や湖から、最も気品のある宝、アメリカ産天然淡水パールが採取されます。 アメリカ先住民の古墳で多数の真珠が発見されたことでもわかるように、これらの天然淡水パールは何世紀もの間貴重なものとされていました。 これらの真珠は、貝殻の収穫産業が繁栄していた当時はその副産物として容易に入手することができました。 現在、淡水産貝の貝殻の需要があまりなく、貝殻を採取するダイバーもあまりいません。 このため天然パールの採取は、はるかに稀少なこととなっています。 このインタビューでは、American Pearl Company(アメリカン・パール・カンパニー)の社長Gina Latendresseが、ユニークで稀少なアメリカ産天然淡水パールをいくつか紹介します。
課題 2:インドのダイヤモンドジュエリー製造
インドの装飾用ジュエリーの製作とその利用には、数千年の歴史があります。 また、インドのジュエリーはステータスを示すために使われるほか、経済的な安定を得る手段として解釈されることがよくあります。 インドの宝石商は、ジュエリーの伝統的な製作方法を誇りをもって守り、伝承しつつ、同時に進化を遂げ、今日では現代のジュエリー製作技術を幅広く活用しています。 2016年、GIAのチームはインドの現代的なジュエリー製造会社を多数訪問しました。 このビデオでは、そこで彼らが見たものをいくつか紹介しています。
課題 3: ダイヤモンドの原石から最大限の歩留まりを得る
ダイヤモンドは、インドで数千年に遡り、愛され続けています。 歴史家は、インドでは早くも紀元前4世紀ごろからダイヤモンド取引が行われていたと確信しています。 インドの小川や河川から採鉱されたダイヤモンドは、インドの王族や西洋全域に存在する宝石愛好家の手に渡りました。 今日の最も先進的な技術のいくつかが、インドのダイヤモンド製造会社で利用されていることは当然のことと言えるでしょう。 ダイヤモンドのスキャンと計画における進歩により、原石からの回収率は著しく向上しました。 この課題では、ダイヤモンドのカッティング工場をいくつか見学し、そこで活用されている技術をいくつか観察します。
GIAのトップの専門家から、より貴重で胸を踊らせる情報を学ぶこの機会をお見逃しなく。 GIAの継続教育認定プログラムの詳細については、こちらをご覧ください。 GIA同窓会には +1 760 603 4145、または電子メール:alumni@gia.eduにてご連絡いただけます。
Amanda J. LukeはGIAのシニアコミュニケーションマネージャーです。 彼女は現在GIA Insider(GIA インサイダー)とAlum Connect(同窓生コネクション)の編集者であり、The Loupe(ルーペ誌)の元編集者でもあります。