リディコータイト:鮮やかな宝石が賛美する現代の宝石学の父
2月 13, 2015

1977年に独立した鉱物として初めて認定され、GIAの第二代会長で「現在の宝石学の父」と謳われるRichard T. Liddicoat(1917年3月2日−2002年7月23日)に敬意を表してその名称は命名されました。 U.S.National Museum of Natural History(米国国立自然史博物館)のPete J. Dunn博士と彼の同僚は、独立した鉱物としてリディコータイトを鑑別し、Liddicoatが開発したダイヤモンドの色やクラリティなどを測定する共通の評価スケールとして知られるインターナショナル・ダイヤモンド・グレーディング・システム、また彼の数多くの宝石学の知識と教育への功績から、その名称を命名しました。
エルバイト、ドラバイト、ウバイト、ショールに加え、リディコータイトはトルマリン種の主要な一つです。 その外観は、エルバイト(リチア電気石)に類似していて、化学分析することのみで区別できます。 最もよく知られているリディコータイトは中央マダガスカルのAnjanabonoinaのペグマタイト産のものです。