Kurt Nassau著作目録
Kurt Nassau(化学者、鉱物学者)による代表的な研究

GIAライブラリではこの原稿を開示 Kurt Nassauの参考文献。 Kurt Nassau博士は1927年、オーストリアで生まれました。 彼は母国のナチス占領前、幼少のころ英国に脱出することができました。 イギリスでCheltenham Grammar Schoolに学び、 1948年、ブリストル大学で化学および物理学の優等学位を得て、アメリカに渡りました。 油脂、石油業界を経て、米陸軍のウォルターリード病院で医学研究に従事した後、研究を続け、1959年、ピッツバーグ大学で物理化学博士号を取得しました。
30年間、ニュージャージー州マレーヒルのAT&Tベル研究所(後にルーセント)において、結晶化学と物理学、結晶成長、ガラス、レーザー、半導体、強誘電体、および光ファイバーの研究に勤しみました。 1989年、Distinguished Research Scientist (優秀研究員)として引退しました。 ピッツバーグ大学の学部コースそしてプリンストン大学の客員教授として大学院コースで教鞭をとりました。
また、非営利団体のGIAの理事を20年間、Charles and Colvardの取締役を5年間務めました。 1966年以来、American Men and Women of Science (アメリカの科学者一覧)に記載され、1989年以来からはMen of Achievement (男性の功績者)、その他にもいろいろな場所で多くの栄誉を受けてきました。
7冊の書籍を執筆し、うち2冊は改訂版を発行、1冊はイタリア語とフランス語に翻訳されました。 タイトルは次の通りです。
Growing Synthetic Crystals (合成結晶の成長)(ベル電話研究所、ニュージャージー州マレーヒル、1964年)
Gems Made by Man(人によって作られた宝石) (Chilton、1980年; 再版 GIA、サンタモニカ州、1987年)
The Physics and Chemistry of Color(色の理化学)(Wiley、1983年; 第二改訂版、2001年)
Gemstone Enhancement(宝石のエンハンスメント) (Butterworths、1984年; 第二改訂版,1994年)
Experimenting with Color(色の検証)(Franklin Watts, Division of Grolier Publishing)、1997年)
Color for Science, Art, and Technology (科学、アート、技術と色) (編集および寄稿、 Elsevier、1998年)
An Ideal Couple; Memoir of a Life for Two(理想的なカップル; 二人の生活の回顧録)(Rosenberger & Krausz、ロンドン、 2011年)
Nassau博士は17の米国特許を保有し、476の論文を発表しています。 また、1988年から使用中のブリタニカ百科事典で、色に関する記載を10ページにわたり執筆し、ウェブサイトでも同様に使われています。 博士の講演は一般の人々や技術者に人気があり、数多くの講演を行いました。
引退後はフリーランスのライター兼コンサルタントとして活躍しました。 ロンドン、シンガポール、連邦租税裁判所を含む裁判所において、40件以上のケースに出席し、12件のケースで専門家としての証人証言を行いました。 最愛の妻Juliaに先立たれたNassau博士は、2010年12月18日に亡くなりました。 寛大にも、コレクションであった天然や合成の宝石、書籍、ジャーナル、スライドなどは、博士によってGIAに寄贈されました。