記者発表

GIA理事会、新理事のTom NosesおよびElliot Tannerbaumを迎える


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Tom Moses、GIA上級副社長兼最高研究及びラボ責任者(左)と、Elliot Tannenbaum、Leo Schachter Diamond Group上級主席。 写真提供: Leo Schachter Diamond Group(右)。

Mosesは上級副社長、ラボ及びリサーチ最高責任者に指名されました

カリフォルニア州カールスバッド - 2013年11月12日 - GIA(Gemological Institute of America)理事会は、カールズバッドで開かれた2013年11月の取締役会にて、GIA上級副社長兼最高ラボ及び研究責任者にも指名されたThomas M. Moses、ならびにLeo Schachter Diamond Group(レオ・シャクターダイヤモンド・グループ)の上級主席であるElliot Tannenbaumを理事に迎えました。 MosesとTannerbaumは、GIAの方針を定め、公共のために活動をする他の16人の理事に加わります。
 
世界的なダイヤモンド企業の役員として、模範的リーダーシップをとっていたElliot Tannenbaumは、多様であるGIAの理事会に大きなプラスとなります。 宝石および宝飾品業界に対するElliotの情熱、様々な寄付と貢献、グローバルなビジネス感覚は、社会的な信任を得るというGIAの使命を達成する上で役立つでしょう。 この世代の有数な宝石学者の一人とみなされているTom Mosesの加入により、公益に向けたGIAの使命における宝石学研究とGIAラボサービスの重要性が強化されます、とLux Bond & Green(ラックス・ボンドアンドグリーン)宝石店の社長兼CEOであるGIA理事長、John Greenは話しました。
 
世界中の2000人以上のGIAスタッフを代表して、理事会にトムとエリオットが加入することを心から歓迎いたします。 この素晴らしく才能豊かな理事グループに彼らの経験と知恵を追加することはこの上ない喜びです、と最近発表されたGIAの社長兼最高経営責任者であるSusan M. Jacquesは語ります。
 
Mosesは当協会の画期的な宝石鑑別および研究活動にて尽力してきました。 同氏は、1976年にGIAからグラジュエイトジェモロジスト(GG)の証書を取得し、1977年にカリフォルニア州サンタモニカにあるGIAラボでキャリアをスタートさせました。 1986年、GIAのニューヨークラボに配属され、世界で最も尊敬されている宝石鑑別士の一人であるG. Robert Crowningshieldと共に働きました。 Mosesは1988年に鑑別サービス担当副社長に、2003年には鑑別および研究サービス担当副社長に、さらに2005年にはラボおよび研究担当上級副社長に任命されました。
 
Tannenbaumは、グローバルな宝石と宝飾品業界に関する深い知識を持った経験豊富な役員です。 彼は1974年以来、Leo Schachter Diamond Groupの統合業務のあらゆる側面を指揮・管理し、米国内の家族企業に過ぎなかった会社からイスラエルに拠点を置くグローバル企業への30年間に渡る道のりを先導してきました。 また、地域社会や慈善団体でも活発に活動し、Jewelers Charity Fund for Children(宝石商による子供のための慈善基金)、Diamond Empowerment Fund(ダイヤモンド援助基金)、Israel Diamond Manufacturers Association (イスラエルダイヤモンド工業協会)の理事を務め、イスラエルのBar Ilan University理事会の常任理事も務めています。
 
前理事会長Jacquesの、2014年1月1日に発効した社長兼最高経営責任者(CEO)としての任命は、長期にわたり理事を務めてきたJohn Greenの理事長任命と共に、10月に発表されました。 

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA (Gemological Institute of America) は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティ(透明度)およびカラット重量から成る著名な4Cを考案しました。さらに1953年にはインターナショナルダイヤモンドグレーディングシステム™を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボラトリーサービスおよび機器の開発を通じて、当機関は、最高基準の誠実性、研究活動、科学知識、プロフェッショナリズムを維持することにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。