記者発表

GIA、日本のジュエリーフェアにてプレゼンテーションを行う


専門家たちがルビー、サファイア処理、パールについて説明する

東京 - 2013年8月15日 - 日本の宝石・宝飾品取引関係者は、東京で8月27日と28日に開催される日本ジュエリーフェアにおいて、ルビーとサファイアの処理と真珠について学ぶ機会があります。 GIA(Gemological Institute of America)カラーストーンサービスのAhmadjan Abduriyim上級研究員兼マネージャーを務めるは、最も需要があり話に上る2種類の宝石、ルビーとサファイアに対する処理について最新情報を説明します。 GIA真珠鑑別マネージャーであるNicholas Sturmanは軟体動物とその真珠のカラフルな世界について説明します。

また、無料のGIAセミナーが東京ビッグサイト展示センターで開催されます。 8月27日から29日にはGIAの代表者もブースE-40にて、GIAの教育プログラムに関する質問にお答えします。

Abduriyimは、ルビーとサファイアの処理に関する最新情報について説明します。 天然の未処理のルビーとサファイアの需要は増え続けていますが、宝石の外観を向上させる処理プロセスは、多くの場合、宝石ラボ以外の場所では検知することが困難です。 Abduriyimのプレゼンテーション、「ルビーとサファイア熱処理の宝石学的観察」では、ルビーとサファイアの色や透明度向上の処理の有無をGIAラボでの判断方法について説明します。

軟体​​動物は、さまざまな色をしており、驚くほど多様な形状、模様や大きさがあります。 世界最大の貝類から最小の貝類に至るまで、これらの多様な生き物を評価する多くの理由があります。 その中の良き特質の一つは真珠を生み出せることです。 Sturmanは重要かつ高い頻度で見られる真珠を産む軟体動物およびより希少な軟体動物について説明します。 また、その色合い、組成、光学的特性に関連する話題も取り上げます。

Abduriyimは、京都大学地球惑星科学専攻にて鉱物学の博士号を取得しています。 彼は、主要な宝石の地理的起源の判別についての取り組みや、宝石学分野への LA-ICP-MS の応用などについて、数々の宝石学に関する記事を執筆しており、Gems and Gemology(宝石と宝石学)などの宝石学関係の定期刊行物に掲載されています。

23年以上の経験を持つSturmanは、パールにおける精密検査に独自の見解を持ち込みます。 同氏は、Gemmological Association of Great Britain (英国宝石学協会)のフェローシップ(FGA)およびダイヤモンド会員(DGA)を取得し、バーレーンで16年以上も真珠の研究を行い、Bahrain Government’s Gem and Pearl Testing Laboratory(バーレーン政府宝石真珠試験所)において宝石学のアドバイザーを務めました。 また、2008年以来GIAの一員でもあります。

入学希望者やその他関心ある方は、ブースE-40に来て、東京と大阪のGIAキャンパスの代表者にお問い合わせください。 GIAは世界各地に11のキャンパスと、世界的に認められたeラーニングプログラムを有する宝石学教育の世界的リーダーです。 詳細については、www.gia.eduをご覧ください。

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA (Gemological Institute of America) は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティ(透明度)およびカラット重量から成る著名な4Cを考案しました。さらに1953年にはインターナショナルダイヤモンドグレーディングシステム™を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。

研究、教育、宝石学ラボラトリーサービスおよび機器の開発を通じて、当機関は、最高基準の誠実性、研究活動、科学知識、プロフェッショナリズムを維持することにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。