記者発表

無効レポートに関する新情報:提出者のアカウントをGIAが公開


カリフォルニア州カールスバッド -2015年10月26日-GIAのグレーディング情報データベースへの不正遠隔アクセス、およびダイヤモンドグレーディングレポート1,042件の改ざんに関し、GIAは現在インド警察当局と協力して捜査に当たっています。 現在Tata Consultancy Services(タタ・コンサルタンシー・サービス/TCS)の元従業員2人が拘束されています。 GIAは警察から、捜査は当該ダイヤモンドを提出した依頼者のアカウントを公開してもよい状況まできたとの通達を受けました。
 
無効になったレポートのリストはGIAのウェブサイトに記載されています。 リストには無効になったレポートの番号および発行日、各ダイヤモンドの形状および重量、ダイヤモンドを提出した依頼者のアカウントなどの情報が含まれます。 ダイヤモンドのカラーやクラリティは改ざんされた可能性があるため記載しておりません。 インド警察による捜査の間、リストに掲載された依頼者のアカウントからのGIAへの宝石提出は現時点では停止されています。
 
該当するダイヤモンドやグレーディングレポートを所有している方は、無料で検査を行いますので、直ちにGIAまでご提出していただきますようお願いいたします。
 
10月23日付の記者発表はこちらからご覧ください。
 
報道のお問い合わせについては、stephen.morisseau@gia.eduまたは +1 760-603-4411で、Stephen Morisseauまでご連絡ください。

GIAについて

1931年設立の独立非営利組織である GIA(Gemological Institute of America)は、宝石学における世界有数の権威として認められています。 1950年代初頭、GIAはカラー、カット、クラリティおよびカラット重量で有名な4Cを考案しました。さらに1953年にはInternational Diamond Grading System™(インターナショナルダイヤモンドグレーディングシステム™)を開発し、これは現在世界中のほぼすべての宝石専門家や宝石商により認識されています。
 
研究、教育、宝石学ラボサービスおよび機器の開発を通じて、当機関は、最高基準の誠実性、研究活動、科学知識、プロフェッショナリズムを維持することにより宝石・宝飾品に対する公共の信頼を確保することに専念しています。