GIAの原産地検証サービス開始
カリフォルニア州カールスバッド –2022年7月27日 – 大手ダイヤモンド製造業者は、7月上旬に新しいGIA®原産地検証サービス(SVS)に研磨されたダイヤモンドを提出し始めました。このサービスに初めて提出されたダイヤモンドが返却され、より多くの製造業者が本プログラムに参加するにつれて、検証済みの原産地に関する情報を有する、GIAによりグレーディングされたダイヤモンドが入手可能になります。
「GIAの新しいサービスは、ダイヤモンドの原産地に関する情報をできるだけ早く消費者に提供します。消費者を保護するというGIAの責務によって支えられている、GIA®原産地検証サービスは、ダイヤモンド サプライ チェーン全体の透明性とトレーサビリティに対して増加しつつある消費者の需要と政府の関心に対処するために、ダイヤモンドの原産地に関する検証済みの情報を提供することができます」とGIA社長兼CEOのSusan Jacquesは述べました。
ダイヤモンドの製造業者は、外部の監査法人によって慎重に審査された後、GIA®原産地検証サービスに参加することができます。監査人は、製造業者がダイヤモンドの原石を受理してから製造工程全体でにおいてダイヤモンドを常に追跡できることを確認します。現時点では、キンバリー プロセスの証明書やインボイスなど、審査を受けた製造業者の原産地に関する検証済みの文書を有する、研磨された天然ダイヤモンドのみが検証サービスの対象となります。今後、GIAは、ラボラトリー グロウン ダイヤモンドを本サービスに追加する予定です。また、参加している製造業者は、本サービスのガイドラインに常に遵守しているか確認するために、定期的に監査を受けます。開示された原産地に関する情報は、GIAのオンライン サービスであるレポート チェックでご覧いただけます。
参加をご希望のダイヤモンド製造業者は 、labservice@gia.eduまでご連絡ください。GIA®原産地検証サービスは、2022年4月18日に初めて発表されました。
開示される情報は、GIAレポート チェックのタブに表示されます。GIAレポート チェックで、こちらのサンプル(レポート番号 2225529493)をご覧ください。