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シトリン

シトリンはクォーツの中で、透明で淡黄色から帯褐橙色の変種です。

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サイズ

カットされたシトリンには大きい石もあります。 これは重さが20カラットほどもあります。

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見た目に傷なし

目に見えるインクルージョンがないことは、シトリンに求められる品質です。

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ゾーニング

黄色、帯赤橙色、茶色のカラーゾーニング(色帯構造)は、このシトリンを際立たせています。

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帯赤橙色

この魅力的な赤みがかったオレンジ色は、消費者に人気があります。

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大きな結晶

この65.50カラットの原石からはかなり大きなカット石が得られます。

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結晶の端

このシトリン結晶の一端は、きれいに尖った形を示しています。

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器具類

購入者のための手引き

彩度の高い黄色から褐色味の無い帯赤橙色の色相が、シトリンでは珍重されています。 ディーラーは、色帯や目に見えるインクルージョンの無いシトリンを求めます。

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着目すべきポイント

黄色、ペアシェイプ、シトリン、茶色がかったオレンジ、エメラルドカット、ブレスレット
カラー

最高級のシトリンの色は、飽和していて褐色みがほとんどあるいはまったく無く、黄色から赤みがかったオレンジ色、そしてオレンジがかった赤色があります。

このような見た目に透明な「アイ クリーン」の宝石はこの「プルート(冥王星)」リングに最適です。 シトリンとゴールドのデザインは、星と宇宙から着想を得ました。 - Robert Weldon、寄贈:Patricia MB Gotthilf
クラリティ

市場にあるファセットカットされたシトリンの多くは「アイ クリーン」、つまり肉眼で見えるインクルージョンは含まれていないものです。 微小なインクルージョンのある素材は、多くの場合カボションや彫刻に使用されます。 淡い色の宝石に目に見えるインクルージョンがある場合、その価値は大幅に下がってしまいます。

宝石商のディスプレイには、より伝統的なエメラルドカットと楕円形の宝石と一緒に、美しいデザイナーカットのシトリンの輝く色合いが披露されています。
カット

シトリンは、カスタムカットも含めて幅広いファンシーシェイプが入手可能です。 ほとんどのカットスタイルは、マスマーケットのジュエリー用に統一されたミリサイズの規格カットです。

シトリンは、大きなサイズが入手できます。 ジュエリーデザイナーは、このダイヤモンドと一緒に汎用性の高いクラスプ/ペンダントにセットされた29カラットのシトリンのように、大きな石で大胆かつ印象的なデザインを創作するのを好みます。 - Robert Weldon、提供:C. Y. Sheng
カラット重量

大きいサイズのシトリンは、カラットあたりの価格が小さいサイズのものと比べて格段に高くなることはないので、大胆な宝飾品デザインに適しています。 他のカラーストーンとは異なり、小粒の方が色が強い場合もあり、さまざまなサイズの宝石セットを容易に揃えることができます。

シトリンの品質を決定する要因:総合ガイド